2 解決策及び社会支援

その他具体的意見:医療・福祉・行政機関の連携と能力に見合った職場の確保が必要

<結果まとめ>

・回答者は概ね、高次脳機能障害についての認知度は低いと感じている。そのため、解決策に世間の認知度を高めることを望んでいる。

・当事者及び家族は家族間及び社会的場面での人間関係や相談所の不足などに困っているとの回答数が多く、非当事者の回答では社会的場面での人間関係、リハビリ施設の不足などの回答数が多く、若干食い違いが認められた。

・また困っていることでは無回答も多く、選択肢では網羅できない個々人の悩みがあることが示唆された。

・解決策では医療・福祉関係職でのサポートを望む声が多く、また行政レベル(特に国)での対応が望まれていることが明らかになった。

・社会的支援は、困っている事でも回答数が多かった人間関係の悩み、相談所の不足が影響するのかメンタルケアを望む声が多かった。また障害者手帳、就労支援、リハビリ施設の充実など行政レベルで対応が必要な支援策が望まれているのが明らかになった。


以上、ご高覧ありがとうございました。