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高次脳機能障害若者の会
「ハイリハ東京」の主張 


 私達の会は、高次脳機能障害若者の会ハイリハ東京」といいます。

 頭部(脳)外傷(交通事故、ケガなど)や、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、脳腫瘍、感染症、低酸素脳症などにより脳損傷が生じ、その後遺症として、記憶力、注意力、自発性の低下、失語、失認、失行などの高次脳機能障害が残った若者とその家族が集うセルフヘルプグループです。

 高次脳機能障害者は、現行の医療制度や社会福祉制度の谷間に置かれています。

 救命救急医療の進歩に伴って生まれた、いわば新しい障害であるため、現在、ほとんどの人が十分なリハビリや福祉サービスを受ける事が出来ませんし、また、社会的認知も立ち遅れているために、社会参加や社会復帰さえも妨げられています。

 中でも、自分の人生をこれから築くという時期にある、「若い世代の高次脳機能障害者」は、多くの障害に取り囲まれています。

 この会は、脳のこと、病気のこと、福祉、就労、法制度、医療などについて勉強会を開いたり、ニュースやホームページ、メーリングリストなどを使って、互いに情報や意見交換をしたりすることで、会員達が一人で悩むことなく、互いに手を結び語り合う、交流と活動の場になることを目指しています。

 さらに、そこで得た力で、若い高次脳機能障害者の存在を社会にアピールし、新しい障害として認められることを目指します。

 そして、行政に働きかけて、脳のリハビリの確立、福祉の法制度の見直しなどを含めた「医療・福祉・就労においての強力な支援システムの確立」をアクテイブに要求していきます。


2000年(平成12年)7月
高次脳機能障害若者の会「ハイリハ東京」会員一同

 

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