ハイリハ東京ミニロゴ

「安田祭」参加について 


 ハイリハ東京では、この度私立「安田学園」(東京都墨田区)のご理解と全面的ご協力をいただき、御厚意により平成14年度「安田祭」に出展させていただくことになりました。
 この機会を通じて,高次脳機能障害についてより多くの方々に呼びかけを行いました。
 また,ハイリハ会員の作品展示も行いました。
 ご来場いただいた多くの方々と安田学園の皆様に感謝いたします。

日程:平成14年11月2日・3日 10時〜3時
場所:私立「安田学園」 北館 4階教室

 JR 両国えき  徒歩6分
 大江戸線 両国えき  徒歩3分(エレベーター、車椅子対応のトイレもあります)









安田祭レポート

ハイリハの教室では、S君の作ったハイリハ東京のゾウとカバの看板があり、その周りもきれいな風船で飾りつけれられ、入口を入ると、ハイリハ会員の絵や書、写真、手作り品などのコーナーがありました。

展示ボードには、目に見えない障害「高次脳機能障害」の様々な症状について書かれた掲示物などがありました。また教室の一角では、今までにテレビ放映された高次脳機能障害についてのビデオが常時放映され、訪れた人や私達、当事者、家族も改めてじっくり座って見る光景も見られました。

ハイリハ会員の一部の人たちによるバザーコーナーもあり、募金箱が置かれていました。

二日間にわたり手伝いに来てくれた、ハイリハ当事者や家族の廊下で呼びかける人、プリントを配る人、また校内を見学したり、学食の感想を話し合ったりする光景も見られました。

安田学園から提供して戴いたお弁当を交代で食べたり(豪華でおいしかったです)、教室番をしたり、皆さんのご協力で楽しい文化祭参加になりました。

ハイリハの出展に立ち寄ってくださった沢山の方々に、少しでも高次脳機能障害という名前を聞いた時に関心を持っていただけるきっかけが出来たら幸いです。

二日間お天気にも恵まれ、楽しかったです。
安田学園の沢山のご理解とご協力に心より感謝致します。


当日出展スタッフからいただいた声

僕達は七月頃から、教室の確保や予算の作成、会場作りと当日に至るまでの仕事を行っていました。
会場作りでは、400を超える風船を膨らまし、壁やドアにつけたりと大変でしたが、とても楽しかったです。

いざ当日!僕達は主にハイリハ東京の広報活動や募金活動を行う為、学校内を歩き回りました。

広報活動では、チラシ配りをしました。そこでの現実・・・チラシを受け取る人、受け取らない人、チラシを見る人、一度も見ないでポケットや鞄に入れる人、チラシを見て募金をしてくれる人。

普段見ることの出来ない人々の障害者への意識の低さを目の当たりにした気がします。

この二日間は僕達にとって、人の優しさと同時に人の冷たさを肌で実感できた時間でした。

障害者にとって良い環境を築きあげていくためにも、少しでも多くの人に目に見えない障害に対する知識と理解を深めて欲しいと感じました。

最後に自画自賛ではありますがとてもよい出展が出来たと思います。そして、障害のある人とも身近に接する事ができ、良い経験になりました。
 
追伸 文化祭をした頃、クラスメイトは受験モード!僕たち三人は文化祭の日から、大学入試の日まで一ヶ月をきって焦っていました。でも三人とも見事に合格♪☆♪一安心です。 鈴木 堀口 渡辺

 

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