縁JOY　ハイリハ東京２００３

ー　ありがとうございました　ー

平成15年11月8日、墨田区曳舟文化センターに、３００名余の参加者を迎えて、講演会、ミニセミナー、当事者たちによるトークショー、当事者自主活動ホーリーブラザースのキーボード演奏などの盛り沢山のプログラムが進行された。また、東京高次脳機能障害協議会について、各会の紹介と展示が行われた。　フィナーレは、会員全員が壇上に上がり、ヤングマンを熱唱。会場全体が一体となって、元気いっぱいになりました。　後援は、東京高次脳機能障害協議会、墨田区、東京都福祉局。

プログラム
10:15	開会挨拶　小沢京子来賓挨拶　坂田静子氏（墨田区福祉部長）　　　　　坂下修氏　（墨田区区議会議員）

10:35	東京高次脳機能障害協議会のご紹介　参加団体各々の活動をスライドを交えて紹介。参加団体・高次脳機能障害者のつどい「調布ドリーム」・脳外傷友の会「ナナ」東京地区会・高次脳機能障害を考える・サークルエコー・高次脳機能障害若者の会「ハイリハ東京」・高次脳機能障害者と家族の会「かつしか」・交通事故後遺障害者家族の会「koisyo」

11:00	講演：「これから　自立して生きていくために！」－中途障害（高次脳機能障害）を踏まえて－演者：社会福祉法人ゆめグループ福祉会理事　　田中秀樹氏講演内容はこちら

☆	休憩

13:30	ミニセミナー「成年後見人制度について」講師：三澤孝夫氏（国立精神・神経センター武蔵病院　精神保健福祉士）講演内容はこちら

14:10	ハイリハ会員４名による体験紹介：「チャレンジトーク」テーマは「自立」について。


14:50	ホーリーブラザーズ（当事者自主活動）のキーボード演奏ホーリーブラザースの唄はこちらをクリック

15:10	フィナーレ（sing&dance YoungMAN 　WAVE　ending Poem)

展示	東京高次脳機能障害協議会参加団体による各会紹介の展示、フリーマーケット

～当事者レポート～
きのうの曳舟文化センターでの「集まれ！２００３　縁ＪＯＹ　ハイリハ東京」ありがとうございました。開会の挨拶の後の、今年の６月に、６つの高次脳の会が手を取り合って発足した「東京高次脳機能障害協議会」の紹介の時、私は６年前の事故当時、高次脳機能障害の名前も存在も知らず、記憶も行動も感情もめちゃくちゃだった私を見た親が、途方に暮れていた話を思い出しました。障害やリハビリが大変なことは変わりがないけれど、もうこれからは、実態の分からない後遺症に悩む家族が少なくなることを思うと、この後遺症の先に明るさが見える思いがしました。そして、それに続く講演は、ゆめグループ福祉会の田中秀樹さんの、「これから　自立して生きていくために～高次脳を踏まえて」でした。障害の種類が、身体・知的・精神と分かれていて、受けられるサービスも縦割りになる問題点、その現状の先にある自立を目指すお話でした。午後の講演は、国立精神・神経センター武蔵病院の三澤先生の、「青年後見人制度について」でした。この制度のことは、以前の定例会でも教えてもらっていて、今回はいくつかの事例に基づいた具体的な内容でした。休憩後のチャレンジトーク。ハイリハ会員の４人が「自立」をテーマに話していました。「あなたにとっての自立って、何ですか？」という問いに、「経済的自立」「精神的自立」と、様々な答えが返ってきました。「私にとっての自立って？」その問いが私にも語りかけてくるようでした。残念ながら、その答えは今は出ませんでしたが。これから少しずつでも、自分で出来ることが出てくれば、「自立」に対して、そのビジョンを思い浮かべることが出来るようになっていくと思います。当事者自主活動「ホーリーブラザース」によるキーボード演奏、続いて、ハイリハ会員が全員でステージに出て、これまで練習してきた「ＹＭＣＡ」。ステージに出る前、私は手で形を作る「Ｃ」で、空間を空けるのは右？左？など、色々「？」が出てきて、分からないまま続けていくなか、フィナーレの幕が下りました。でも、会員さん達の晴れやかな顔、会場内に響き渡る拍手、自分自身の充実感で、今日は全て○（マル）！今日は完全な１日だったと、心から思いました。スタッフの先生、小沢さん、実行委員、ボランティアの方々のお陰で、素晴らしい会になったと思います。本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

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ー ありがとうございました ー

ー　ありがとうございました　ー